まぜそば
笹塚からすぐのラーメン屋に入りつけ麺の食券を買おうと思ったら「まぜそば始めました」の貼り紙があって、割と好きな魚粉の効いたつけ麺を出す店だったのでどんなまぜそばが出てくるのだろうと思ってまぜそばの食券を買った。しばらくしてまぜそばが出来たらしくて、店員がすごく可愛かったのでどうというわけでもなくいいかっこしようと思ってクールに受け取ろうとしたらまぜそばが予想していたものと180度違うギトギトのこってりジャンク麺でびっくりして、自分の表情が一瞬でしかめっ面になってしまったのが分かるくらいに眉間に皺がよった。「○○ソースをお好みで混ぜてください」とそのすごく可愛い店員が言ったにも関わらずうんともすんとも言えなくて、○○ソースって何だろうって思ってよく見たらレンゲに並々と赤色の混じったマヨネーズが入っていて、舐めてみたらやはりマヨネーズだった。タレとか油とかソースとかがたっぷりと絡んだ大量の極太麺に刻みねぎとか坦々麺の上に乗ってるやつとか炊き込みご飯のおにぎりとか色々と乗っていて、レンゲには大量のマヨネーズで、「これはやりすぎだろう」と思いながら、改めて自分がずっとしかめっ面をしていたのを思い出し、「ORIGINALITY」の撮影の時にあった、意識してやっているわけではない自分の習慣的な仕草なり表情みたいなものが撮られた映像を自分で見返したときの過剰な居心地の悪さみたいな記憶がよみがえって来て、もし僕がこのラーメン屋に入ってきてからの一部始終の映像を見ることがあったとしたら、とても居心地が悪いのだろうなと感じた。
それでラーメンの方はいまいちで、マヨネーズは混ぜたくなかったけれどレンゲは使いたいという状況の中しばらく箸だけで食べていたのだが、途中でめんどくさくなって結局マヨネーズも全部混ぜた。特においしくなるわけでもなく、量というよりも全体的なパフォーマンスとして二郎とかを食べるよりずっと辛くて、残したいなあなんて思ったのだけれど可愛い店員がいる手前なのかどうか知らないがとにかく食べ物残すのはよくないという美学が発動して綺麗に食べ切って店を出た。
ラベル: 食事


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